SPACIA Xに乗ってきました
6月の最後の週末、姪っ子甥っ子ご一行を連れてSPACIA Xに乗って来ました
2023年にデビューしたばかり、東武鉄道のフラッグシップといえる存在です。
東武線沿線で育ってきた私にとってはスペーシアは憧れの象徴といえる存在でした。
鈍重なフォルムの通勤型車両の電車が住宅街の間を行き交うなか、
颯爽と追越車線を走り去っていくスペーシアは異彩を放っていました。
そんなスペーシアを旧式機へと追いやり(まだまだ現役ですが)満を持して登場した新型スペーシア。
若干のノスタルジーを感じつつも浅草までの約30分、楽しい旅の始まりです。
なお姪っ子ちゃん2名は目的地の浅草(花やしき)がお目当てですが、
一番下の甥っ子くんは乗り物の方の比重が高い模様。
なんとなくDNA的に近いものを感じます。
あっ…ちょっ!アタマ!じゃま!
近年、特急電車の通勤利用を喚起してしてきた東武鉄道ですが
スペーシアXは完全に観光需要に全振りで仕上げてきた感があります。
そして特急電車は「乗って楽しい」が近年のトレンドであるようにも思います。
単に乗客をちょっといい席に座らせて観光地まで素早く運ぶだけの時代は終わったのです。
通称「走るリビング」。当然平民は入れないので公式からの引用です。
先頭6号車の先端部分のスペースは「コックピットスイート」となっています。
そして半個室になっているボックスシートにスペーシア伝統のコンパートメント。
これらのハイグレードな座席は予約開始と同時にあっという間に満席となるようです。
争奪戦を勝ち抜いた選ばれしブルジョアジーは目的地までの快適な旅が約束されることでしょう
ブルジョアジー御用達。当然平民は(略
さらに1号車には「コックピットラウンジ」要するに車内カフェ。
こちらは選ばれしブルジョアジーが優先利用できるとのことです。
スタンダードでも十分豪華です
なお争奪戦に敗れた我が一族はスタンダードシート。
とはいえかなり豪華なシート。子供たちも喜んでいます。
上を見なければ人生は楽しく過ごすことができます。
未来ある子供にも忖度なく伝えたいと思います。
浅草駅へ到着。今度はばっちり撮れました。
今回は浅草からの上り電車でしたが、やはり本領は日光へ向かう下り電車だと思います。
次は争奪戦に勝利してブルジョアジーの権利をもって乗車したいですね。
竹内