井藤 隼人「税制改正大綱」
2023年12月20日
井藤です。
めずらしく、仕事に関係する内容書いてみようと思います。
毎年12月の2週目ぐらいに税制改正の大綱が発表されます。
我々としては、毎年変わる内容なので、確認して日々の業務に取り入れていかないといけません。
ちなみに今回ですが、物価上昇にかかわることが多い印象です。
・所得税、個人住民税の定額減税
以前からニュースでありましたが、一律に減税を実施する内容です。(高所得者は対象外ですが)
・賃上げ促進税制
いわゆる所得拡大税制です。定期的に変わるので、決算時に適用か確認が必要です。
・人的控除の見直し
具体的には大綱には書いていませんが、改正があるかもしれません。(来年度の税制改正で状況確認後、令和6年10月の児童手当の支給期間延長後に改正案があるとは書いてあります)
・外形標準課税
資本金1億円超が対象ですが、減資することで対象外にすることが現制度だと可能です。ただし、減資への対応がされる可能性があります。
・交際費
一定の飲食代を1人当たり5,000円から1人当たり10,000円以下を交際費から対象外にする。
などなどです。
こちら税制改正大綱の全文です。
https://partsa.nikkei.com/parts/ds/pdf/20231214/20231214.pdf
みなさんご興味あれば見てみてください。
井藤