竹内 就平「ヴァグラント」
ミュージカル「ヴァグラント」を観に明治座へ行ってきました。
「ヴァグラント」は、ポルノグラフィティ・新藤晴一さんが初めてプロデュースするミュージカルで、作品中の全楽曲の作詞・作曲も手掛けていらっしゃいます。

明治座入り口前にもドーーーーーンと立派なのぼりが
まだ公演が残っているのでネタバレは避けるのですが
観ていてまず感じたこと、「プロの仕事!(語彙力)」
歌、お芝居ともに序盤からものすごい迫力でした。この日はアフタートークがあり、そこで新藤Pも言及されていたのですが、本日だけでなく公演初日から、なんなら稽古初日の台本読合わせの段階からものすごい熱量で皆取り組むのだそうです。プロの仕事!
そして音楽、メロディーや歌詞に散りばめられたエッセンスにはいわゆる「晴一節」を感じました。ポルノグラフィティの音楽に触れている方ならきっとニヤリとするような感覚があったのでは?
ちなみに後から知ったのですが、公演期間中スタッフおよびキャスト複数名が体調不良となった影響で、直前まで公演そのものがしばらく中止となっておりました。

キャストボード。平岡祐太さん・玉置成実さんが不在で代役が立てられています
私が行ったのがちょうど再開されたタイミングでの公演で運よく観ることができたのですが、この日も一部キャストは復帰がかなわず代役を立てて臨んでいたようです。おそらく舞台の裏側を支えるスタッフも万全ではなかったのではと推測されます。。。
とはいえ見ている側にはそれらを感じさせることはありません。やはりプロの仕事!
終演後は観客一同スタンディングオベーション。劇場は大きな拍手に包まれフィナーレを迎えました。
東京での公演は既に終了していますが、9月15日からは大阪での公演が控えています。
本来のキャスト・スタッフの皆さんもその頃には完全に復帰されているかと思います。
ご興味のある方はぜひ一度足を運んでみてください。